議会報告
令和2年6月19日 質問答弁
【質問者】若江議員
【答弁を求められた者】教育長
【主管課等】保健体育課

【質問要旨】

教育行政について

(1)中学校総合体育大会中止に伴い代替大会の開催について

(2)小・中学校で施設等の消毒に使用する次亜塩素酸水の生成装置の導入と使用方法について

【質問】

次に教育行政についてお伺いいたします。

まず、学校でのスポーツ・文化活動についてお尋ねいたします。

東京オリンピック、全国高校総体、全国中学校総体、春・夏の全国高校野球選手権大会、10月開催予定の鹿児島国体等の主要なアマチュアスポーツ大会は延期や中止となるなど新型コロナウイルス感染症は学校の課外活動にも大きな影響がありました。

特に3年生にとっては学校生活の集大成としての大会であり、その結果によって進学に影響を及ぼす場合もあろうかと思います。

3月からの学校の長期休業により学習の遅れも懸念され、受験も控える中、時期的なものも考慮しなければなりませんが、部活動に関係する生徒や保護者、関係者は、何とか代替大会を開催できないものかと思案していると思います。

高校野球では代替大会を開催しないとしていた県も再検討の上、全都道府県で独自大会を開催することになりました。

また、全国では陸上競技は、参加資格や種目を変更し中学生や高校生の大会の開催が決定していますし、サッカー、アーチェリー、新体操などは用具メーカーや競技経験者が中心となり大会を行う地域もあるとのことです。

しかし、愛媛県においては愛媛県高体連が代替大会は開催しない方針を打ち出し、愛媛県中体連も同様に代替大会は実施しないと決定しました。

こうした中、県内においても愛媛県卓球協会や愛媛県テニス協会、愛媛県水泳連盟は総体の代替大会として独自の大会を開催する予定です。

また、西条市や四国中央市は、それぞれ市中学総体の代替大会を開催する予定としています。

私も中学校、高校と部活動に打ち込みましたので、総体中止となった時の特に3年生の落胆と無念な気持ちは、察するに余りあります。残念の一言ではかたずけられません。

もちろん、生命が最も大切ですので新型コロナウイルスの事を考えると中止としたのも、やむを得ないと思いますが、最後の最後まであきらめることなく、ありとあらゆる方策を検討し何らかの大会を開催するよう努力するのが大人の責任だろうと思います。

その上で代替大会は行わないとの結論であれば、致し方ないと思います。命は大切で尊い、しかし、何とか3年生の気持ちに添える方策を見つけ出してほしいものです。

松山市議会としても12日の議会開会日に「部活動の集大成の場が失われた子どもたちへの支援を求める意見書」を全会一致で原案可決いたしました。

そこで第1点目の質問は、中学校総合体育大会中止に伴う代替大会の開催についての見解をお聞きかせください。

次に、今定例会に提案されている保健室備品等整備事業2,462万1千円についてお尋ねいたします。

この事業は集団感染の予防策として学校の衛生環境の向上を図るため、小中学校で施設等の消毒に使用する次亜塩素酸水の生成装置を購入する予定であるとされています。

マスク不足については、解消されつつありますが、今なおアルコール消毒液については不足が深刻であり、その対応は重要であると考えています。

しかし、次亜塩素酸水について専門家の間では、その有効性に様々な意見があるようです。

独立行政法人製品評価技術基盤機構は新型コロナウイルスへの有効性の検証の中間報告で有効性や安全性が確認されていないとし、引き続き検証が必要であるとしています。

他方、次亜塩素酸水の普及をめざす「次亜塩素酸水溶液普及促進協議会」は新型コロナウイルスに有効で噴霧についても有害だとするのは誤報と断じています。

また、ある大学機関では有効との検証結果が得られているし、米国や中国では消毒薬として採用されていると発言しています。

そこで文部科学省では全国の教育委員会に対し児童生徒の前では次亜塩素酸水を噴霧しないよう要請したとあります。

その理由は、専門家と同じく「有効性や安全性が明確になっているとは言えないため」、

また、学校においては、健康面において様々に配慮しなければならない児童生徒がいることから、そのように要請したとお聞きしています。そのため、検証結果がはっきりするまで次亜塩素酸水の生成装置の導入は慎重であり、使用に当たっては十分な注意が必要であると考えます。

そこで質問の第2点目は、次亜塩素酸水の生成装置の導入と使用方法について、ご見解をお聞かせください。

以上で私の一般質問を終わります。

 



【答弁】

(1)に対する答弁

松山市中学校体育連盟は、6月中旬に予定していた中学校総合体育大会について、十分な練習期間が確保できないことに加え、日程を延期した場合でも、感染防止対策と熱中症対策を万全に行い、選手、役員、保護者の安全と安心を確保することが難しいとの判断から、今年度は開催を中止し、代替大会も行わないとの苦渋の決断をされました。 本市としても、性との皆さんが総体を目標に日々練習してきたことや、先輩から後輩に託される部活動への思い、また、これまで応援してきた保護者や関係者の皆さんの心情を考えると断腸の思いです。そうした中、学校現場からは有終の美を飾りたいという生徒の声や、何とか集大成の場を作ってあげたいという先生や保護者の声が届いています。また、陸上や水泳など県の競技団体が計画する大会に加え、本市でも、夏休み中の7月23日〜26日の4連を中心に競技ごとの試合を計画する動きがあると承知しています。そこで、本市としても少しでも安全に試合が行えるよう施設の大きさから感染症対策の工夫がしやすく熱中症の予防のための空調設備も整っている総合コミュニティセンター、中央公園、北条スポーツセンターなど、市有スポーツ施設の使用料を免除するほか、熱中症対策用の物品を提供するなどできる限りの支援を行い、その思いを応援したいと考えています。 新型コロナウイルス感染症によって、様々な活動を制限されてきた生徒たちにとって、この死体が人生の糧となり、思い出に残るものとなることを期待しています。
 以上です。

 

(2)に対する答弁

経済産業省の所管法人は、次亜塩素酸水について、「塩素濃度や酸性度などの条件で効果が変化しううため、評価にあたっては、様々な条件での検討を行う必要がある。また、新型コロナウイルスに対して一定の効果を示すデータも出ているが、5月29日現在、全体として有効性評価を行う上で十分なデータが集まっていないことから、引き続き検証実験を実施する。」との見解を示しています。具体的には、電気分解や混和などの製法、電解質や化学物質などの原料、さらに液性、濃度、成分などが多種多様で、有効性や安全性の根拠が不明なものがある一方で、塩素濃度によっては新型コロナウイルスの感染力を1000分の1まで減少させた例の挙げられています。そのため、近日中に消毒に有効な条件等が示される思われますので、その条件に適合した次亜塩素酸水を生成できる装置を導入したいと考えています。また、使用方法については、児童生徒等がいる空間ではなく、教職員が放課後に、ドアノブ、手すり、スイッチなどを消毒する際に使用することを想定しています。
 以上です。

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