議会報告
平成30年12月17日 質問答弁
【質問者】若江議員
【答弁を求められた者】危機管理・水資源担当部長
【主管課等】危機管理課

【質問要旨】

1 クルーズ振興について

(1)松山港へのこれまでのクルーズ船寄港実績及び「ダイヤモンドプリンセス」寄港決定までの経緯について

(2)クルーズ船受入等業務委託の概要について

(3)「ダイヤモンドプリンセス」寄港による経済効果及び今後のクルーズ船誘致について

(4)三津浜地区のにぎわいと交流の創出を図るための取り組みについて


【質問】

次にクルーズ振興についてお伺いいたします。

まず、松山港へのこれまでのクルーズ船寄港実績及び「ダイヤモンドプリンセス」寄港決定までの経緯についてお尋ねいたします。

今年、5月14日に乗客定員620人、乗組員220人のクルーズ船「ぱしふぃっくびいなす」が日本一周ツアーの途中に松山港に寄港いたしました。

また、松山港を発着し屋久島をめぐるクルーズ船が、10月30日の10時に入港し、乗客が乗船の後、16時に出港、帰りの11月1日は10時に入港し、乗客が下船した後、12時に出港いたしました。

このクルーズは松山発着のため、乗船客は県内の方がほとんどで、乗船客のおみやげ購入による消費などの経済的な効果は本市にとってはあまりなかったのではないかと思われますが、三津浜地区を含めた周辺の地域へ、市からチラシによって入出港の告知をしてもらっており、見学者が来られている様子もありました。

さて、来年5月21日と6月3日には「ダイヤモンドプリンセス」が松山港に初めて寄港します。この「ダイヤモンドプリンセス」は乗客定員2,706人、乗組員1,100人で、これまでこの大きさの客船が松山港に入港したことはありません。

 5月21日は前日に広島港を出港して午前6時に入港し、18時に出港、6月3日は前日に高知港を出港して午前7時に入港し、18時に出港の予定と聞いていますが、今回のクルーズは、ほとんどが県外及び外国人客であろうと思います。

 本市にとって最大の規模のクルーズ船寄港でありますから、受け入れ態勢を盤石にし、何としても地域活性化の起爆剤にしなければならないと思います。

そこで、質問の1点目ですが、松山港へのこれまでのクルーズ船寄港実績及び「ダイヤモンドプリンセス」寄港決定までの経緯をお聞かせください。

次にクルーズ船受入等業務委託の概要についてお尋ねいたします。

今議会にクルーズ船受入等業務委託のための債務負担行為2,200万円が計上されています。

今議会初日の野志市長の議案の提案説明の中で、「初寄港のこの機会を逃さず、乗客のみなさんに松山を十分に楽しんでいただけるよう松山港での歓迎式典や、臨時観光案内所の設置など官民をあげて「おもてなし」の準備を始める」とありました。

そこで、2点目の質問ですが、クルーズ船受入等業務委託の概要について、お聞かせください。

次にダイヤモンドプリンセス寄港による経済効果及び今後のクルーズ船誘致についてお尋ねいたします。

今回のようにダイヤモンドプリンセスのような乗客乗員合わせて4,000人近い方々が一度に松山を訪れてくれるような大型クルーズ船寄港による経済効果は、非常に大きいと思いますので、さらに受け入れを加速させる必要があると思います。

そこで、3点目の質問ですが、ダイヤモンドプリンセスの寄港による経済効果及び今後のクルーズ船誘致の方針をどのように考えているのか、お聞かせください。

次に三津浜地区のにぎわいと交流の創出を図るための取り組みについてお尋ねいたします。

 私の地元である三津浜地区では、今回のクルーズ船の寄港を地域活性化の重要な機会ととらえ大いに期待していると言う声をお聞きしています。

三津浜地区には、古民家や古建築、三津の渡しなど、港町として栄えた面影が今も息づく魅力的な地域資源が多数あります。

また、三津の朝市の名残である松山市地方水産卸売市場があります。

先日、テレビ番組で大型クルーズ船「飛鳥U」の旅番組を視聴しました。その中で「飛鳥U」の総料理長が約80名を超える料理クルーを従え、寄港地の水産市場で食材を購入する場面が放送されていました。

旅の楽しみは、訪れた土地の美味しい食材を堪能することも一つの魅力だと思います。食材を購入し乗船客に提供するということでした。

そこで、4点目の質問ですが、三津浜地区の魅力をさらに高め、地区外の方々が訪れてみたいと思えるにぎわいと交流の創出を図るために、改めてどのような取り組みを進めて行くのか、お聞かせください。

 



【答弁】

(1)に対する答弁

まず、これまでのクルーズ船の松山港への寄港は、直近の5年間で「ぱしふぃっくびいなす」や「にっぽん丸」、「飛鳥U」など計13回の実績があります。おもてなしとして、港で水軍太鼓を演奏してお迎えしたり、横断幕やゆるキャラでの歓送迎、土産品を販売したりしてきました。これまで入港した客船は、いずれも乗客定員が9百人未満でしたが、来年入港するダイヤモンドプリンセスは約2千7百人という
今までにない大型客船です。次に、松山港への寄港が決まった経緯については、平成29年5月に国土交通省四国地方整備局が設置した、「四国における瀬戸内海クルーズ振興検討会」に本市もメンバーとして参画し、クルーズ船の松山港への寄港拡大などについて検討してきました。その中で、世界的なクルーズ船社であるプリンセス・クルーズ社の日本法人「カーニバル・ジャパン」の代表者をお招きし、
本市や近隣市町の魅力を伝えるほか愛媛県とカーニバル・ジャパンを訪問し、港湾の整備や受け入れ体制を協議するなど誘致活動を行ってきた結果、昨年12月に、ダイヤモン幸プリンセスが松山港に寄港する発表につながりました。
以上です。

(2)に対する答弁

クルーズ船受入委託については、来年2回の入港時に官民をあげて観光案内やおもてなしなどを行うために、市として必要な業務を一括して委託する予定としています。想定される内容としては、初入港時に実施する歓迎セレモニーや港で実施する乗客へのおもてなしイベントに関する費用、松山港や松山市駅に設置する観光案内所のスタッフや通訳者に関する費用、港に乗客・乗員向けの無料WトFiを設置する費用、観光に出かける乗客や、船を見学に訪れる人めためのシャトルバスやタクシーの運行管理・誘導に関する費用などとなっています。
以上です。

(3)に対する答弁

ダイヤモンドプリンセスの寄港による経済効果は、地元民間調査会社の分析によると、5月、6月の2回の入港で最大で約6,600万円の効果があると見込まれています。また、今後の誘致については、
ダイヤモンドプリンセスの継続寄港や、新規のクルーズ船寄港に向けて今回の状況を踏まえ、クルーズ船の受け入れやおもてなしの方法などを松山商工会議所や地元三津浜地区などで構成される「松山港クルーズ振興会」で引き続き検討し、各クルーズ船社に対し、愛媛県などとともに松山市の魅力をPRするなど、誘致活動を行ってまいります。
以上です。

(4)に対する答弁

三津浜地区では、三津浜地区活性化計画を基に、空き店舗や古民家を活用した町家バンクなどの取組で新規店舗の出店を促したり、歴史的建造物を改修し景観まちづくりへ支援したりし、新たなにぎわいが生まれています。また、港町ならではの歴史や文化など、魅力ある資源を紹介する「まち歩き」をはじめ地域固有の食文化である三津浜焼きを使らた敵組や、地域と連携した集客イベントを開催するなどで地区外から訪れる人も増えています。そうした中、地元では今年度、クルーズ船の寄港をきっかけに、英語版「三津お散歩マップ」を作成するほか、外部講師を招いて乗客などの受入に関する勉強会を実施することにしています。今後も、地元関係者と緊密に連携しながら、引き続き地域の魅力を活用したまちづくりを進め、更ににぎわいを創出し交流人口を拡大していきたいと考えています。
以上です。

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