議会報告
平成29年3月2日 質問答弁
【質問者】若江議員
【答弁を求められた者】教育委員会事務局長
【主管課等】保健体育課・学校教育課

【質問要旨】

6 交通安全対策について

(1)通学路の交通安全対策の視点から、ゾーン30の設置に対する教育委員会の見解と今後の取り組みについて問う。
(2)おもてなしや安全対策の観点から、中心市街地における、一方通行の標識等に対する見解を問う。

【質問】

次に交通安全対策についてお伺いいたします。
平成24年4月に京都府亀岡市で通学中の子どもが巻き込まれる交通事故が発生して以降、全国で痛ましい交通事故が相次いで発生しました。
そこで本市では、子どもたちが安全で、かつ安心して通学できるよう、平成24年の夏休みに学校の交通安全指導や地元での見守りなどソフト面だけでは十分に安全が確保できない、290箇所に対し、市教育委員会、松山東、松山西及び松山南警察署、国、県及び市の道路管理者、各学校関係者、保護者並びに地域の方々などの関係者で当該箇所の「緊急合同点検」を集中的に実施し、平成25年1月には「緊急合同点検」や、その後の現地点検を行った307箇所のうち、291箇所について「何らかのハード対策が必要な危険個所」として認定し、以降継続して対策を実施しています。
さらには、各学校や地域等から要望があれば、その都度、市教育委員会が調整役となり、現場で関係者を集めて逐次の合同点検を行い「危険箇所」と認定したところから順次対策を実施しており、平成29年1月末日までの累計で227箇所の対策を終えたとお聞きしています。
これまでのハード対策の主な内容は歩道橋の延長、防護柵の設置・整備、歩道の設置・拡幅、路側帯・交差点・横断歩道のカラー舗装化、警戒標識・表示等の設置、車道分離標(ラバーポール)の設置、道路反射鏡の設置、視線誘導標の設置などであるとお聞きしています。
こうした対策は、他市でも実施していることと思いますが、今年1月30日に島根県益田市で登校中、横断歩道を横断中の小学生9人の列に軽トラックが突っ込み、小学校3年生の男児1名とボランティアで見守りのために付き添っていた男性をはね、男児は、すり傷程度の軽傷ですみましたが、見守りのために付き添っていた男性が死亡するという痛ましい事故が起こりました。
現場は片側1車線の国道で信号機がなく、地域では、通学路の安全確保のため信号機の設置などを求める声も上がっていたそうです。
警察庁交通局によりますと自動車と歩行者が衝突した場合、自動車の速度が時速30キロを超えると、歩行者の致死率が急激に上昇するそうです。
そこで生活道路における歩行者等の安全な通行を確保することを目的として、区域(ゾーン)を定めて最高時速30キロの速度規制を実施するとともに、その他の安全対策を
必要に応じて組み合わせ、ゾーン内における速度抑制や、ゾーン内を抜け道として通行する行為の抑制等を図る生活道路対策であるゾーン30に平成23年9月から取り組んでいます。
そこで、質問の第1点目は、通学路の交通安全対策の視点から、ゾーン30の設置に対する教育委員会の見解と今後の取り組みについてお聞かせください。

次に今年は、えひめ国体・えひめ大会の開催の年であり、全国から多数の選手、関係者が本市を訪れることになります。
県民、市民をあげておもてなしをし、好印象で本市を後にしていただきたいと思います。
しかし、たった一つの出来事で、すべてが悪い印象となってしまいます。
先日、ある市民の方から松山市中心市街地の一方通行が非常にわかりずらいと言う指摘を受けました。
この方が見ている前で乗用車が一方通行を数メートル逆走し、検挙されたそうです。
こうしたことになれば、マイカーで訪れる市外はもとより県外の方にとっては悪い印象しか残りませんし、全てのドライバーにとって非常に危険であります。
そこで、質問の第2点目は、おもてなしや安全対策の観点から、中心市街地における、一方通行の標識等に対する見解をお聞かせください。

ありがとうございます。以上で私の一般質問を終了します。



【答弁】

(1)に対する答弁

 まず、ゾーン30の設置に対する見解ですが、生活道路への交通安全対策は、同時に通学路の安全確保にもつながります。また、最高速度の30キロ規制は、議員ご指摘の重大事故の防止とともに、自動車と歩行者との衝突由連にもつながり、ゾ二一ン30の設置は通学路の交通安全対策としても効果があるものと認識しています。 次に、今後の取組みについてですが、今年は「通学路の緊急合同点検」の実施後5年を経過することから通学路の環境変化等を踏まえ、今年の夏休みに市内全域にわたる「合同点検」を実施することとしています。調整役を担う教育委員会としては、合同点検で、現地を確認するとともに、地域と道路管理者、警察署等の意見をとりまとめ、お尋ねのゾーン30の設置を含め、現地の実情に応じた最も効果的な交通安全対策を関係機関に働きかけて参りたいと考えています。
以上です。

(2)に対する答弁

 一方通行などの交通規制は、再滑な交通や事故防止等を目的に、道路標識や道路標示によって行いますが、設置する位置や大きさなど、法令に基づいた全国「律の基準で、歩行者や車の運転者から見やすい位置に設置することになっています。しかしながら、年々、交通環境や道路環境が変化するほか、経年劣化に伴って、道路標識等が十分に確認できないことも考えられますので、各地域の交通ボランティアをはじめ交通安全協会や、関係団体とも連携しながら、一方通行の多い中心市街地の再点検を行い、これらの結果をもとに、わかりやすい道路標識等について警察と協議していきたいと考え七います。
以上です。

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