議会報告
平成29年3月2日 質問答弁
【質問者】若江議員
【答弁を求められた者】市長
【主管課等】空港港湾課

【質問要旨】

3 三津の渡しの管理運営について

(1)乗船場のバリアフリー化と今後の安全対策について見解を問う。
(2)三津の渡しの運航を鹿島渡船の運航委託とあわせ、一体的に管理することに対しての見解を問う。

【質問】

次に三津の渡しの管理運営についてお伺いいたします。
本市のホームページによりますと三津の渡しは、市道高浜2号線の一部として、松山港内港地区の三津と港山の間、約80mを結ぶ市営渡船で、年中無休・無料で朝7時から夜7時までの12時間運航し、自転車の乗船も可能です。
その起源は室町時代にまでさかのぼり、河野道春が城主だった港山城への物資輸送や三津浜側にあった洲崎の浜に毎朝食料を調達するため利用したのがはじまりであり、また、江戸時代の俳人小林一茶も句会に参加するため乗船したと言われています。
現在も生活の足として地域住民に愛されるとともに、映画「がんばっていきまっしょい」にも登場しましたし、最近はTVや雑誌等で紹介されるようになり、観光スポットとして松山を訪れた方々にも港町の風情を楽しんでいただいています。
利用者数は、昭和54年には10万人を超えていましたが、徐々に減少し近年では約3万7千人から4万人程度で推移していました。
ところが昨年2月に地元住民らでつくる松山西部地域開発協議会と松山市の協力による港山城跡の山頂広場の整備や三津浜賑わい創出事業の効果だろうと思いますが、平成28年は4万6千437人が利用をしています。
このように利用者は増加傾向にありますが、三津浜や港山は、島嶼部や中山間地域と同様、高齢化率が高く、三津の渡しを利用される方も高齢者が目立ちます。
足の不自由な方や乳母車を利用している方で乗船に苦労している方を見かけることもありますし、昨年12月には、三津浜側から港山側まで乗船した方が下船後に突風にあおられ、階段上で転倒し、海中に転落する事故が発生し、残念なことにお亡くなりになりました。
本市の安全管理に問題はなかったとお聞きしていますが、この事故を受けて更なる安全対策の強化に努めなければならないと思います。
そこで、質問の第1点目は乗船場のバリアフリー化と今後の安全対策について、ご見解をお聞かせください。
次に現在、北条鹿島の渡船は特別会計により民間事業者に運航を委託していますが、三津の渡しは市直営で運航しています。
たとえば、松山城と二之丸史跡庭園は、当初は別々の指定管理者により管理運営していたものが、スケールメリットを勘案し現在は一体管理となっています。
そこで、質問の第2点目は三津の渡しの運航を鹿島渡船の運航委託とあわせ、一体的に管理するべき考えますが、見解をお聞かせください。



【答弁】

(1)に対する答弁

 「三津の渡し」は、古くから地域の皆さんの生活の足として利用され、「まちの宝」として愛されるとともに最近では、松山を訪れた観光客やサイクリストにも港町の風情を楽しんでいただける観光スポットとして、好評を得ていますが、乗船の際には、階段を利用しなければならず、高齢の方や自転車を利用する方のためにも、何とか施設を改善し、一人でも多くの皆さんに利用していただきたいという強い思いがありました。そのため、船着場のバリアフリー化について、乗り場の改修や、昇降設備の設置など
これまでも、様々な検討を重ねてきましたが、基準にあった勾配のスロープを設置するには、
スペースの確保が酪しく、また、簡易リフトやクレーンの設置は、潮の干満や湾内に吹き込む強い西風が、機械の操作に影響し、利用者の安全確保が十分とは言えないためハード整備での対応は、大変難しいと考えています。 しかしながら、少しでも利用者にやさしい「渡し」を目指し、新年度から、運航体制を見直し、新たに運航補助員1名を委託し、高齢の方や自転車を利用される方などの乗降補助を行い、ソフト面でのバリアフリー的対応を進めることにしました。また、運航補助員を置くことで、今まで以上に利用者の安全を見届けることができ、万が一の事故の際にも複数人で対応できるなど、安全・安心な運航にさらに役立つと考えています。
 以上です。

(2)に対する答弁

 「三津の渡し」は、船舶免許を保有する運航実績のある労務職員で運航'しており先ほど答弁しました享うに、新年度からは、運航補助員1名を委託し、新たな体制で運航業務を開始する予定です。 一方、「鹿島渡船」は、平成29年度までは現在の委託契約の形態を継続する予定にしており、その後に、受付と使用料徴収業務なども含めた複数の委託業務を集約することを検討していきますので、その際に、「三津の渡し」を含めて、渡船業務め一体化について、検討を進めていきたいと考えています。
以上です。

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