議会報告
平成27年6月16日 質問答弁
【質問者】若江議員
【答弁を求められた者】市長
【主管課等】坂の上の雲まちづくり担当部長付

【質問要旨】

2 坂の上の雲のまちづくりについて

(1)本年4月の機構改革で坂の上の雲まちづくり担当部長が総合政策部 長と兼務になったが、本市では、今後どのように「坂の上の雲のまちづ くり」に取り組んでいくのか。

【質問】

次に、坂の上の雲のまちづくりについてお伺いいたします。
本市においては、平成11年度に小説「坂の上の雲」を軸としたまちづくりを進めることとし、市内全体を「屋根のない博物館」と捉え、回遊性の高い物語のあるまちを目指すフィールドミュージアム構想を打ち出しました。
そして、当時の中村市長及び職員の方々の大変な苦労と粘り強い交渉により、平成14年には、司馬遼太郎夫人の福田みどりさんから小説『坂の上の雲』を本市のまちづくりに生かすことが許可され、その後、東大阪市にあります司馬遼太郎記念財団との間で、『坂の上の雲』の名称使用や協力内容など、基本的な連携事項について定めた協定書を締結し、更に平成16年には、財団から提供される役務や諸権利の許諾などに関する覚書を取り交わしています。
また、こうしたまちづくりへの取り組みについては、公共機関やマスコミなどから評価され、国のまちづくり交付金を活用した坂の上の雲ミュージアムの建設、ロープウェー街及び道後温泉本館周辺のファサード整備等、大型プロジェクトが次々と実行された結果、景観の美しい魅力あふれるまちづくりにつながるなど、市民はもとより、観光客にも大いに喜ばれています。
このことは、先ほど申し上げた通り、本市の粘り強い取り組みと合わせ、何よりも司馬遼太郎記念財団による高い見地からのご理解とご協力の賜物であり、本市に対する恩恵は計り知れない大きなものがあることから、「坂の上の雲のまちづくり」について私は、今後も末永く継続していくべきと考えています。
そこで質問ですが、本年4月の本市の機構改革で坂の上の雲まちづくり担当部長が総合政策部長と兼務になったことから、「坂の上の雲のまちづくり」が徐々に縮小されるのではとの懸念を持つ方がいらっしゃると聞き及びますが、私は決してそのようなことはないと信じて疑いません。本市では、今後どのように「坂の上の雲のまちづくり」に取り組んでいくのかお聞かせください。



【答弁】

(1)に対する答弁

小説『坂の上の雲』に描かれた夢や理想に向けてひたむきに努力することや市民の皆さんとともに地域資源を最大限に活用していくことは、本市のまちづくりの底流をなす普遍的な考え方で、私の政治姿勢の原点でもあります。そして、市長就任以来、これまで住民の皆さんとともに知恵を出し合い、工夫を重ねながら、地域資源を生かしたまちづくりに取り組んでおり、その思いは現在でも変わっていません。こうしたことから、平成25年3月に策定した第6次松山市総合計画でも「夢や理想を抱き、挑戦し続けるまちを目指す」ことを、まちづくりの理念の一つに掲げています。現在、北条地域や中島地域では、愛ランド里島構想や風早レトロタウン構想に基づく様々な施策を展開しており、また、三津浜地域でも古民家や食文化といった地域の特性を生かしたまちづくりを進めるなど、フィールドミュージアム構想で位置づけたサブセンターゾーンの活性化に取り組んでいます。そして、2年後の平成29年には正岡子規の生誕150年や坂の上の雲ミュージアム10周年、平成30年には明治維新150年など小説『坂の上の雲』に関わる節目の年を迎えます。今回、機構改革で総合政策部長に坂の上の雲まちづくり担当部長を兼務させましたが、坂の上の雲のまちづくりを縮小することは考えておらず、今後も、小説に措かれた精神を大切にしながら、自らのまちに愛着と誇りを持つことができるよう、地域の方々と一体になって坂の上の雲のまちづくりをさらに発展させていきたいと考えています。
以上です。



このウィンドウを閉じる
松山市議会議員 若江進(わかえすすむ)を育てる会事務所
〒791-8061 松山市三津3丁目9−18
TEL:(089)907-0870 FAX:(089)907-0871
Home Page:http://www.wakae.net  E-mail:susumu@wakae.net