議会報告
平成25年6月13日 質問答弁
【質問者】若江議員
【答弁を求められた者】都市整備部長
【主管課等】道路管理課

【質問要旨】

3 松山市道路橋梁の長寿命化について
  (1)高度成長期に整備されたトンネルや橋梁が多数あると思うが、市内
   にある臥県、本市管理のトンネルや橋梁はどのくらいあるあか。
   また、点検業務が終了した本市管理の橋梁の評価の内訳と、補修対策を問う。

  (2)「松山市道路橋長寿命化修繕計画」の進捗状況と、策定後の長寿命
   化修繕計画のスケジュールを予算措置も含め、どのように進めていくの か。

【質問】

松山市道路橋梁の長寿命化についてお伺いいたします。
昨年12月に発生し、9人もの死亡者を出した笹子トンネルの天井板崩落事故は、つり金具のアンカーボルトの差し込み不足、接着剤の劣化とともに点検検査にも問題があったのではないかと言われております。
この事故を受け国は、建て替えや大規模改修等の老朽化対策の財源を確保するため2050年までの高速道路の有料期間をさらに10年から15年延長する方針を打ち出しました。
全国的には、地方のインフラの責任を持つ市町村は、担当する職員や予算が不足しており、必要な点検・補修が進んでいないのが現状であり、維持管理の難しさや維持管理のための予算措置が、今後の自治体の大きな負担となるのは言うまでもありませんし、本市においても高度経済成長期に整備されたトンネルや橋梁等の老朽化対策は急務であります。
本市においては現在市内全域にある道路橋について、地域の道路網の安全や信頼性の確保を目的に点検が進められており、点検業務は「松山市橋梁点検マニュアル」に基づき道路橋の異常・損傷を早期に発見するとともに、損傷に応じた維持管理、方針を示す「長寿命化修繕計画」を策定することを目的に実施しているとお聞きしております。
点検業務の内容については、橋面・外観調査や橋の下の近接を点検し、調査結果を橋梁毎に点検調書を作成し、対象橋梁の調査結果を@交通の安全確保に支障となるものA補修対策が必要なものB追跡調査が必要なものC記録が必要なものD損傷が認められないものと5段階評価を行ない、点検業務での評価を元に、松山市が管理する橋梁の急速に増大する老朽化に対応するため、従来の対症療法的な修繕や架け替えから、予防的な修繕及び長寿命化修繕計画に基づく架け替えへと円滑な政策転換を図り、事業費の平準化も考慮した修繕計画を策定するとされております。
そこで、本市においても高度経済成長期に整備されたトンネルや橋梁が多数あると思いますが市内にある国、県、松山市管理のトンネルや橋梁は、どれくらいあるのかお聞かせ下さい。また、点検業務が終了した松山市管理の橋梁の評価の内訳と補修対策をお聞かせ下さい。

国においては、国土強靭化計画を打ち出し、今後10年間の公共建築物の建て替えや修繕にかかる経費は200兆円とも試算しているとお聞きしています。建設時は、国や県の補助により事業が進められましたが、こと修繕等の維持管理については、市の責任において実施されることになっており本市においても莫大な予算措置が必要になることは間違いありません。
そこで本市の「松山市道路橋長寿命化修繕計画」は平成25年度策定の予定とお聞きしておりますが、長寿命化修繕計画の進捗状況と策定後の長寿命化修繕計画のスケジュールを予算措置も含めどのように進めていくのかお聞かせ下さい。



【答弁】

 (1)に対する答弁

市内にある国、県、市管理のトンネルや橋梁の数、また、点検業務が終了した本市管理の橋梁の評価の内訳と、補修対策についてお答えします。市内にある、国道・県道・市道のトンネルは20箇所、また橋梁は1,585箇所あります。そのうち市が管理する橋梁は1,176橋であり、全ての橋梁で点検が完了しております。 点検の結果、落下の恐れがあるなどの危険度の高い橋梁は無いものの、181橋で、何らかの補修が必要とゐ評価でありましたが、そのうち緊急性などから64橋について隠既に、対策工事を実施し、残りの117橋については、今後、計画的に対策を行うこととしてし、ます。 なお、残りの995橋については、当面は補修対策の必要は無いとの評価となっています。以上です。

(2)に対する答弁

「松山市道路橋長寿命化修繕計画」の進捗状況と、策定後のスケジュールを予算措置も含め、.・どのように進めていくのか
についてお答えします。平成20年度より開始した点検は24年度に完了し、その成果により、今年度、コス.ト縮減や費用の平準化を図った長寿命化修繕計画の策定を行い、その後、予防保全由な対策工事を計画的に実施する予定としています。予算措置については、今年2月に、社会資本整備総合交付金に「命と暮らしを守るインフラ再構築又は生活空間の安全確保」に特化した防災・安全交付金事業が新たに創設され」本市でも有効に活用していますが、さらに、先日、6月5日に総麺が発表した「成長戦略第3弾」においてもインフラ整備に関してはコストを抑え、安全性の向上を図る「インフラ長寿命化基本計画」を今年秋に取りまとめるとのことですので、今後も国の補助制度の見直し等に関する動向にも注視しつつ、補助制度を最大限活用しながら財源の確保に努めていきたいと考えています。以上です。

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