議会報告
平成25年6月13日 質問答弁
【質問者】若江議員
【答弁を求められた者】市 長
【主管課等】松山駅周辺整備課

【質問要旨】

2 JR松山駅周辺整備事業について

(1)JR四国車両基地跡地利用構想検討の現在の進捗状況と、今後どのよう
  に検討し、まちづくりに寄与する構想を取りまとめようとしているのか。

(2)松山駅周辺のまちづくりにおける市民参画をどのように進めていくのか。

【質問】

JR松山駅周辺整備事業についてお伺いいたします。
我々、松山維新の会は、古いしがらみや固定観念にとらわれることなく、時代の急流に対応する柔軟な発想と、夢を持つことを大切に、松山を愛し、市民福祉の向上のため、自らが行動し考える能動的な政策集団として、「地域第一」、「政策中心」、「国政ニュートラル」の理念を掲げ活動してまいりました。 その中で5つの指針を掲げており、その一つが、JR松山駅周辺整備事業の早期実現であります。 JR松山駅周辺整備事業の実現は、四国最大の人口50万余を抱える本市にふさわしい都市基盤として不可欠であり、今年度策定の第6次松山市総合計画にも、野志市長が引き続き、重点的・戦略的な取り組みとし位置付け、積極的に事業を進めておられることは、本市の未来を見据えた取り組みとして大変心強く思っております。
特に本市が施行する土地区画整理事業は、大きな節目である仮換地指定を昨年3月に終え、今年度からは駅西側において本格的な造成工事を始めるとお聞きしております。 また、県が施行する鉄道高架事業は、これまでに伊予市・松前町に移転するJR貨物駅等の用地買収をほぼ終え、松山市中央公園付近でも線路の複線化工事を進め、今年度からは松山駅付近立体交差の用地買収に着手するとお聞きしております。さらに、路面電車を延伸させる松山駅西口南江戸線については、鉄道高架の完成に合わせて早期事業化をしていただけるよう野志市長が、愛媛県に対し数度の陳情をされ、いよいよ今年度から測量・設計が始まるとのことであり、事業の順調な進捗を大いに喜んでおります。 先日、松山駅周辺を歩いてみましたが、道路や公園に充当するため先行して買収した用地も建物が取り壊されおり、また、駅西側では新しく建築を行っている建物もあったり、以前のまちを知る者としてはそうしたまちの変化に驚きながらも、ますます、この事業完成後の松山駅周辺の将来に想いを馳せたところであります。 今後は、事業により整備される駅前広場や道路などの都市基盤と共に、県都の陸の玄関口にふさわしいまちづくりを官民、協働で進め、四国ナンバーワンの都市として全国に誇れるまちとなるよう、一日も早い事業の完成を望むものであります。 しかし、残念ながら、松山駅周辺においては、未だどの街区でもその利用形態が公表されておらず、将来のまちの姿が明らかにならない中で、本市が購入予定のJR四国車両基地跡地は、その位置や広さから地区の重要な拠点の一つとして、そこに何ができるか誰もが大きな関心と期待を寄せており、この利用計画を示すことはまちづくりの将来に大きなインパクトとなり、それをリードするものであると考えております。 昨年度、本市議会の都市活性化調査特別委員会の提言も受け、松山駅周辺のまちづくりに関し野志市長の諮問に答申していただくため、条例に基づく「松山駅周辺まちづくり審議会」と、松山駅を中心とする拠点地区の一体的まちづくりを目指し、周辺の大規模地権者をはじめとする関係者による「松山駅周辺笑顔あふれるまちづくり推進協議会」を設け議論を始められたとお聞きしております。 そうした中、JR四国車両基地跡地利用について「松山駅周辺まちづくり審議会」による審議の内容が松山市のホームページに掲載されていますが、このJR四国車両基地跡地利用構想検討の現在の進捗状況と今後どのように検討し、まちづくりに寄与する構想をとりまとめようとしているのかお聞かせ下さい。

まちづくりを市民参画で進めることは大切であり、全国各地で市民参画のまちづくりが進められ、本市においてもまちづくり協議会が組織され地区の特性を生かしたまちづくりが行われております。市は、松山駅周辺地区のまちづくりにおける市民参画の機会として、これまで「松山駅周辺まちづくり審議会」に公募による市民委員の参加、また、「JR松山駅周辺まちづくりシンポジウム」を2回開催、そして、今後は市民対象のアンケート、ワークショップ、セミナー、作画コンクールなどを順次設けるとお聞きしております。 しかし、一方でどうしたら、市民参画型のまちづくりがうまくいくのかも難しい課題だと言われております。市民の意見を聞く場を設けはしたが、意見は出るけれども、具体的に何かをしようという方向に行かない、または市民の活動が盛り上がらないという声もお聞きします。 そこで松山駅周辺のまちづくりにおける市民参画をどのように進めていくのかお聞かせ下さい。



【答弁】

(1)に対する答弁

JR四国車両基地跡地利用構想検討の現在の進捗状況と今後どのように検討しようとしているのかについてお答えします。 松山駅周辺整備事業は、東西の市街地を一体化し、広域交流拠点としての整備を進め、松山駅周辺地区をこれから訪れる、地方の時代にふさわしい経済、歴史・文化及び自然環境の調和したおもてなしの場となる、秩序ある夷しい都市空間に再生させ、中心市街地全体の活性化に繋げでいくことを目指しており、車両基地跡地の有効利用は、本地区のまちづくりを先導する重要な役割を担っています。 そうしたことから、その利用構想検討については、本地区のまちづくり施策に関し審薗していただく「松山駅周迦まちづくり審議会」において、昨年度、集中的に3回の審議を行い、『まつやま情報文化交流拠点』として利用を図ることが望ましいとする「基本理念」と駅前立地を活かし、松山の情報文化を体験できるなどの4つの「基本方針」、そして文化交流機能や市民活動交流機能などの5つの「主要機能」の提案をいただきました。 また、審議の過程では、施設の一部にコンサートや会議のできる「ホール」も必要ではないかという意見があったことや、これまでも、跡地の具体的な利用については、市議会の都市活性化調査特別委員会で、市民会館などの移転候補先として、具体的検討を指摘されており、さらに、松山駅周辺まちづく、りシンポジウムでのアンケートでも、コンサートホールを望む意見が多く寄せられています。 そこで、今年度は、市民の皆さんに意見をいただき、審議会の審議を経ながら、規模や機能の面七、施設全体の計画に大きな影響を与える「ホール」やその他必要な施設について検討します。 検討にあたっては、松山駅周辺のまちづくりの方針に沿っていることはもちろん、市内の同様の施設や、現在、策定に取り組んでいる市有施設の利活用と長寿命化などを推進する「公共施設マネジメント」との整合性などを検証し、将来に亘り市民から愛され、松山駅周辺の一体的まちづくりに寄与し、先導するものとなるよう施設の基本構想をとりまとめてまいります。以上です。

(2)に対する答弁

松山駅周辺のまちづくりにおける市民参画をどのように進めていくのかについてお答えします。 私は、市政は、現場・現地の声をお伺いするタウンミーティングが原点であり、都市のあり方をどうするかについても、そこで生活している市民が主役として、互いに議論し描いていくことがこれからの時代には必要だと考えています。特に、県都の陸の玄関口である松山駅周辺のまちづくりについても、地権者や行政などの関係者のみならず、市民、県民もその将来計画に関わる者として積極的に参画し、計画を進めることが重要であると考えています。そのための参画の方法として、昨年度の「松山駅周辺まちづくり審議会」を、ワークショップ形式とすることで、委員全員の方から、より意欲的に取り組めるとの評価をいただいていますので、参加した市民や専門家、それぞれが、同等の立場で自由聞達な議論を交わすことができ、かつ、参加満足度の高い、ワークショップを中心に実施します。 その他には、幅広い方々が参画できるようシンポジウムの継続に加えて、今年度からは、市民全体の意向を調査する「市民アンケート」、公共的・建設的な意見交換ができるようまちの模型や映像を用いて分かり易く説明する「まちづくりセミナー」、さらに、次代を担う児童・生徒を対象にした「作画コンクール」などを行ってまいります。そして、このまちづくり計画に参画した方々が、施設の完成後には、引き続き、その運営も担っていただけるよう、松山駅周辺のまちづくりにおける市民や県民の参画を進めてまいります。以上です。

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