議会報告
平成22年12月17日 質問答弁
【質問者】若江議員
【答弁を求められた者】市長
【主管課等】 市場管理課

【質問要旨】

1.市長公約について
(1)坂の上の雲のまちつくりのサブセ/ターゾーンに位置つけられてい る三虐浜地区の三庫の朝市の整備による店性化について
@中央卸売市場から地方卸売市場への転換によるメリット及ひテメリッ トについて
A関連店舗棟の今後の店用について
B市長が検討されている下関市の唐戸市場のような三庫の朝市とは、と のようなものなのか。

【質問】

松山維新の会の若江 進でございます。
平成22年度12月松山市一般会計補正予算案をはじめ、市政の諸課題について、一般質問を行います。
先般の松山市長選挙において野志市長は、「一人でも多くの人を笑顔に、全国に誇れるわがまち松山」をキャッチフレーズに「誇れる行政サービスで笑顔に」・「誇れることばで笑顔に」・「誇れるまちの安全・安心で笑顔に」・「誇れる子育てで笑顔に」・「誇れる福祉・医療で笑顔に」・「誇れるまちの長所を活かし笑顔に」・「誇れる地域の宝を磨き笑顔に」の7本柱の公約を掲げ、激しく、厳しい選挙戦を戦い抜き、多くの市民の皆さんの賛同を得て、立派な成績で第30代松山市長に当選をされました。応援を致しました一人として本当にうれしく思いますし心からのお喜びと敬意を表したいと思います。
さて、国においては、昨年の国政選挙において政治と金の問題、国会議員定数削減、八ツ場ダム建設問題、普天間飛行場移設問題、バラ撒きともいえるガソリンの暫定税率廃止、農家の戸別補償、高速道路無料化、子ども手当て等を、政権公約いわゆるマ二フェストの目玉政策に掲げた、政党が政権を握りました。しかし1年数ヶ月を経過し、多くの政権公約は、反故にされ迷走が続いていることに、国民は、失望し政治不信を増幅させ、あきらめにも似た感情が国全体を覆っているように感じております。
野志市長におかれましては、国の轍を踏むことなく、是非公約にこだわり、松山市民のため日本一笑顔のあふれるまちづくりのため、松山市政のかじ取りに大いに力を発揮していただきたいと思います。
そこで、まず初めに今回掲げられた市長公約についてお尋ねいたします。
今日は、特に「誇れる地域の宝を磨き笑顔に」の中から、坂の上の雲のまちづくりのサブセンターゾーンに位置づけられている、私の地元であります三津浜地区の三津の朝市の整備による活性化についてお伺いいたします。
平成18年12月議会において私は、伊予鉄三津駅周辺整備と地域の活性化策の中で水産市場の中央卸売市場から地方卸売市場への転換決定を契機としての今後の取り組みについて一般質問をいたしました。
その際の答弁は、平成16年6月に卸売市場法改正による再編基準に当水産市場の取扱数量等が満たないことから、再編市場の対象となり、市場関係者でいろいろ検討した結果、地方卸売市場へ移行することが決定したということでありました。また、卸売市場は、地域における生鮮食料品の流通拠点、食文化・食情報の発信基地として非常に大きな役割を担っており、今後は、情報技術を活用した効率的な流通システムの構築や生鮮食料品等の安全・安心のための施設整備などにより市場の活性化を図っていき、 さらには、「瀬戸の小魚」や「松山鮓」などの市場ブランドの確立、地産地消の実現に向けた集荷力の強化など、卸売市場としての機能や魅力を向上させることにより、生産と消費の両サイドの期待に応えられる安全・安心で効率的な活力のある市場の実現に向け、市場関係者と連携を図りながらその具体化に向け取り組んでいきたいというものでありました。
しかしながらこの4年間で「瀬戸の小魚」や「松山鮓」などの市場ブランド化は、図られてきましたが施設整備などによる市場の活性化は、ほとんど進んでいないのが現状であると認識しております。
現在の水産市場は、昭和56年9月に三津の朝市を中央卸売市場として国の補助を受けて建て替え、来年(平成23年)9月には、開場30周年を迎えます。それに先立ちいよいよ来年3月末には中央卸売市場から地方卸売市場への転換が図られます。また今議会には、それに対応するための議案第96号 松山市中央卸売市場業務条例の一部改正及び議案第97号 松山市公設水産地方卸売市場業務条例の制定についてが提案されております。
この三津浜地区は、ご案内のとおり、小説「坂の上の雲」の主人公である秋山真之や好古、正岡子規が志を抱いて旅だった地であり、同じ明治時代を生きた正岡子規の唯一の俳句の師である大原基戎や海軍大佐水野広徳が生まれ育った地でもあります。また、伊予節にも詠われている三津の朝市は、江戸時代に始まり約350年の歴史があるなど長い歴史と伝統の息づくまちであります。
そして、平成19年2月には、伊予鉄三津駅と三津浜商店街を結ぶ住吉橋が、平成21年2月には伊予鉄三津駅が新築され、平成22年3月には、「三津の渡し」に新造船「こぶかり丸」が就航いたしました。
さらに、平成23年度中には、三津浜支所の建て替えと三津浜商店街のカラー舗装化も完了する予定となっております。
この長い歴史と伝統のある地域を活性化することは、松山市の観光資源の一つともなり得、今後の松山市発展のためには、必要不可欠であると考えております。
その中でも特に三津の朝市について、市長は、三津浜地域での地域集会において、三津の朝市を下関市の唐戸市場のような市場にしたいと熱く語られました。地元住民の方々は、大きな期待を持って話に聞き入っておりましたし、また、私も地元住民として大いに感動いたしました。是非とも実現していただきたいと思いますし、地元住民とともに協力をしていきたいと考えております。
そのためには、中央卸売市場から地方卸売市場への転換が水産市場の運営にどのような影響を及ぼすのか検討しなければなりません。また、地方分権の進展とともに各自治体間の競争とあわせ各地の水産市場間の競争は、更に激しくなるものと考えております。
そこで、市場関係者や地元住民と協力し一刻も早く市場を活性化し日本一特色のある水産市場に生まれ変わらせなければならないと考えております。
昭和56年の中央卸売市場開設に伴い、中止され平成14年に21年ぶりに復活した市場の一般開放は、現在月2回行われていますが、現在は、固定客が多く、水産市場の活性化対策としては、まだまだ不十分であり、更なる発展は望めないのではないかと考えております。
今後の活性化のためには、水産市場内の関連店舗棟のリニューアルと活用が不可欠であり、水産市場前の県有地を活用した場外市場を設置するなどの大幅な変更が必要であると考えております。
そこで第1点目は、中央卸売市場から地方卸売市場への転換によるメリット及びデメリットをどのように捉えているのかお聞かせ下さい。
第2点目は、関連店舗棟を今後どのように活用するつもりなのかお聞かせ下さい。

第3点目は、市長が検討されている下関市の唐戸市場のような三津の朝市とは、どのようなものなのかお考えをお聞かせ下さい。

【答弁】

 若江議員に、私からは、 市長公約について、 三津浜地区の三津の朝市の整備による活性化について、お答えいたします。その前に、心からのエールをいただきましたことに対し、御礼を申し上げますと共に、地域の更なる活性化に向け、公約を着実に実行すべく、決意を新たにしているところでございます。私は、7つの公約の一つに「「誇れる」地域の宝を磨き、笑顔に」を掲げております。それは、我がまち「松山」には、地域の宝や街の個性がまだまだ効果的に活用されないまま埋もれていることから、それらを発掘し、発信していくことで、松山の魅力が、さらに高まるものと確信したからであります。特に、サブセンターゾーンとして位置付けられている三津浜地区においては、三津の渡し、往時を彷彿させる古民家・商家・倉庫など 港町としての風情が感じられる施設が数多く残されております。とりわけ、この地域にある水産市場は、歴史、伝統のある三津の朝市の精神を受け継ぐ拠点として、地域の活性化の中核を担うものの一つであるべきと考えております。そこで、第1点の中央卸売市場から地方卸売市場への転換によるメリット及びデメリットについて、でありますが、中央卸売市場が、国の指導監督のもと全国一律の規定で運用されているのに対し、地方卸売市場は、売買取引に関する規制や指導監督事項が比較的少ないため、市場取引にかかる事務手続きの簡素化や市場運営経費の縮減、さらには、地域性を生かした市場の独自性や個性が発揮しやすくなることなどをメリットとして考えております。また、デメリットとしては、集荷力の低下等が懸念されますが、地方卸売市場へ転換となった他市場の事例等からみても、ほとんど影響はないものと考えております。第2点の 関連店舗棟の今後の活用と、いちば第3点の 下関市の唐戸市場のような三津の朝市の整備はどのようなものなのか、については、関連がありますので、一括してお答えいたします。いちば唐戸市場は、同じ施設の中に卸売機能と、一般消費者も気軽に買い物ができる小売機能を併せ持った全国でもユニークな市場で、昨今のグルメブームもあいまって、若者は勿論、外国人観光客にも人気の観光スポットとなっております。一方、水産市場を開放しイベントの一環として現在、開催している三津の朝市は、地元住民や市場関係者等の熱い思いと努力によって、平成14年に復活され、これまでに延べ16万人を超える方々に御来場いただいておりますが、水産市場や三津浜地区の活性化のため、三津の朝市のさらなる展開が望まれているところであります。そこで、市民はもとより観光客のニーズにも十分に応えられる朝市とするため、水産市場の施設の中でも市民が利用できる関連店舗棟を集客施設として有効活用することで、観光振興や地域の活性化に大きな役割が果たせるものと考えております。今後、唐戸市場をはじめとする先進事例を研究しながら、三津浜地区の数多くの有形・無形の地域資源を巡る回遊動線の中核を担えるよう、地元関係団体等と連携を密にし、魅力あふれる三津の朝市の整備に向けて、検討してまいりたいと考えております。その他の質問につきましては、関係理事者の方から、お答えさせていただきますので、よろしくお願いします。

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