議会報告
平成18年9月22日 質問答弁
【質問者】若江議員
【答弁を求められた者】市長
【主管課等】都市政策課 道路建設課

【質問要旨】

5.松山外環状線の整備について
(1)現在の全体整備計画について
(2)計画決定されている区間のうち事業化している区間について
 @現在の進捗状況及び完成時期について
 A国・県との役割分担と連携について


【質問】

 次に、松山外環状道路の整備についてお尋ねいたします。
 松山外環状道路は、国道11号線から平田町を結ぶ地域高規格道路として早期の整備が待たれるところでございます。整備されますと、松山ICや松山空港、松山観光港等の交通拠点のアクセス向上や渋滞緩和も図られ、それによる大きな経済効果が期待されます。国土交通省松山河川国道事務所の試算によりますと、松山ICから松山空港までは、現在約29分かかりますが、松山外環状道路が開通いたしますと、わずか5分で結ばれることとなります。
そこで、お伺いしたい第1点は、現在計画決定されている区間を含めた今後の全体整備計画について、お示し下さい。
第2点は、計画決定されている区間のうちで、事業化している国道33号線から国道56号線までの区間についてであります。この区間が完成しますと松山ICから松山空港までは、約9分間で移動できることになります。この区間の現在の進捗状況及び完成時期をお示し下さい。  
また、事業を進めていく上では、事業主体が異なる国・県と充分に連携し用地確保や工事を同時進行で実施する必要があろうと思います。国・県との役割分担と連携をどう図っていくのか、お伺いいたします。



【答弁】

 若江議員に、私からは、松山外環状道路の整備についていずれも関連がありますので、一括してお答えいたします。
 人口51万人を擁する松山市が四国を代表しうる活力ある都市として将来にわたり発展していくためには様々な都市施設や都市機能の整備充実が不可欠であり、中でも、松山環状道路は、通過交通の排除や自動車交通の分散化による交通混雑の緩和はもとより、松山インター、松山空港、松山港、また、松山中央公園やFAZ関連施設など主要な広域交通拠点や地域開発拠点とのアクセス向上による事業効果や経済効果は本市のみならず、松山広域都市圏においても極めて大きいものがあり、厳しさを増す都市間競争の観点からも最重要プロジェクトの一つとして位置づけ、積極的に取り組んでいく必要があると捉えております。
 そこでまず、現在の全体整備計画についてでありますが、自動車専用道路部をもつ、幅員60メートルの道路として平成3年に、国道11号から56号までの6.8キロメートル区間について都市計画決定を行ない、その後、この道路の重要性から平成6年には、その区間を含めた平田町の国道196号までの約20キロメートルが地域高規格道路の計画路線として指定されております。
 このうち、平成9年の高速道路の、松山インター開設にあわせて国道33号までの、500メートル区間について、まず、暫定的な整備が行われております。その後、増大し続ける交通需要に対応するために、国道33号から56号までの4.8キロメートル区間について、平成13年に「松山外環状道路インター線」として新規着工準備区間の指定を経て、平成15年度より、国・県・市で整備を進めております。
 今後は、西部地区に位置する空港や港湾など物流や交通拠点のより一層の連携強化を図ることが重要と考えており、特に、松山空港は、四国における空港利用者数の4割にあたる年間260万人の利用客があり、松山外環状道路が空港まで延伸されますと、松山インターからの所要時間が約30分から6分に短縮されることにより、松山自動車道の延伸と相まって南予・東予方面や県外からの空港利用者の増大が見込めるなど、その早期整備が強く望まれているところであります。
 このため、国道56号から松山空港までの区間の速やかな都市計画と事業化に向けて国・県と協議を進めているところであり、平成29年の国民体育大会の開催を目途に、現県道も活用し、空港までのアクセスの改善が図られるよう、整備を進めて参りたいと考えております。なお、その他の国道11号線から33号、及び松山空港から国道196号までの区間の整備計画については、未定となっております。
 次に、事業化している区間の役割分担と現在の進捗状況、完成時期についてでありますが、松山外環状道路は、自動車専用道路と一般道路部で構成する道路であり、その役割分担は、大量の交通需要に対応する自動車専用道路部については国土交通省が、また、地域の沿線利用を目的とする一般道路部のうち、松山インターから県道松山伊予線までは愛媛県が、この県道から国道56号の100メートル手前までは本市が施工することになっており、現在、国・県・市が協働で用地買収や橋梁等についての詳細設計を行うなど 、順調に推移しております。
 また完成時期につきましては、国が担当している自動車専用道路部については、平成20年後半、県・市が担当しております一般道路部については平成20年代なかばの供用を目指しているところであります。そのなかでも、本市が整備を担当している区間のうち、県道松山伊予線からJR予讃線までは松山中央公園へのアクセスが改善し施設利用に大きな効果が見られることから、平成24年の暫定供用を目指し整備を進めております。
 最後に、国・県との連携についてでありますが、事業の円滑な遂行を図るため三者による詳細な設計協議をはじめ、施工区域は異なるものの、用地買収については、国・県・市より職員の派遣を受けた愛媛県土地開発公社が一括して実施しております。さらに、統一的な道路景観の整備を図るため、「松山都市圏 幹線道路 景観委員会」において検討を行っているところでもあり、今後とも、より一層、国・県との連携を密にし事業推進を図って参りたいと存じます。その他の質問につきましては、関係理事者の方からお答えいたしますのでよろしくお願いいたします。


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