議会報告
平成18年9月22日 質問答弁
【質問者】若江議員
【答弁を求められた者】理財部長 都市整備部長
【主管課等】管財課 公園緑地課

【質問要旨】

4.公園設備と維持管理について
(1)市民会館の新築移転について
(2)ドッグランの整備とペットを連れて入ることが可能な公園について
(3)公園の維持管理について
 【1】分別用ごみ入れの設置について
 【2】草刈り等、維持管理の今後の取り組みについて


【質問】

 次に、公園整備と維持管理についてお尋ねいたします。
松山市は、「いで湯と城と文学のまち」として豊かな伝統文化や歴史的資源を有し、愛着と誇りを持てる都市として発展してまいりましたが、今後さらに都市化が進展する中で、今までにも増して取り組まなければならないことは、緑や水環境等自然の保全と整備とのバランスを図り、快適でうるおいのある居住環境をつくり上げることであります。
また、合併によって魅力あふれる海や山が新たに加わったことで、自然を生かしたまちづくりを進めていく条件が更に増しました。いずれにいたしましても、緑や水を基点とした自然と市民が触れ合い憩うことの出来る場所づくりが大事であり、そのための公園整備が重要となってまいります。
そうした中、堀之内地区の城山公園は松山市の中心に位置し、緑と水を備えた都市公園の象徴的な存在として、長年にわたり文化活動やスポーツの拠点としても多目的に利用され、市民に親しまれてまいりました。現在、野球場や競輪場等市有施設や国・県の施設の撤去も進み、四国がんセンターの撤去が完了すれば、魅力あふれる公園として整備が進むものと思われ、市民が触れ合い憩うことの出来る場所としての期待が膨らむものであります。
そして、この後は、市民会館と県美術館・NHK松山放送局を残すのみとなりますが、今後、城山公園を順次整備していく中で、補修工事だけでは維持管理が非常に難しくなってきている市民会館の移転・廃止問題がクローズアップされるのは、間違いのないところであります。
市民会館は、昭和40年に開館し西日本でも有数の音響効果のすばらしい、また非常に使いやすい施設として評価され、その利用率も公共施設としては、全国的に非常に高い水準を維持してきました。しかしながら、築後40年以上が経過し老朽化が著しく、雨漏り防止をはじめ頻繁に補修工事を実施しているのが現状です。
そこで、お伺いしたい第1点は、城山公園を整備していく中で、市民会館の新築移転を実施するお考えがあるのかどうか、実施する場合、移転する地域や時期はどのように考えておられるのかお考えをお示し下さい。
第2点は、ドッグランの整備とペットを連れて入ることが可能な公園についてであります。松山市においては、平成17年度の犬の登録頭数は、22,195頭であり9.73世帯に1頭の割合で犬を飼っている現状でございます。核家族化が進んだ現代社会において、犬は家族同然であり、癒しの役目を果たし、ストレスをやわらげてくれる存在であります。また、高齢者の方々にとっては、散歩も含めた適度な運動相手ともなっていますし、痴呆等の予防にも役立っているように思います。
しかしながら、公園内においては、犬を連れて入ることは禁止されています。確かに、ごく一部のマナーの悪い飼い主がいるとは思いますが、大多数の飼い主の方々は、良識ある方々であります。
そこで、そういった方々が、自由に犬と一緒に散歩したり運動したり、本市が実施している犬のしつけ方教室の実技を行うことも出来るドッグランの整備が必要と考えますが、ご見解をお伺いいたします。また、遊歩道を有している風致公園等は、リードをきちんと施していれば連れて入ることは、可能であると考えますがご見解をお伺いいたします。
第3点は、公園の維持管理についてであります。公園管理は、限られた予算の中で、公園管理協力会のご協力により、その大部分の業務を担っていただいております。しかし、地域によっては、残念ながら充分な管理が出来ていない公園があるのも事実です。ある公園には、ゴミ入れが1個しかなくゴミの分別がなされておらず、公園内のあちこちにゴミが散乱している状態であり、市民にゴミの分別を訴えている本市の政策と相反しているとも思われます。
そこで、今後、公園内に分別用のゴミ入れを設置していくお考えがあるのかどうかお伺いいたします。また、遊歩道を有する、ある公園では、草刈が実施されて1ヶ月もたたないうちに遊歩道があるのかどうかもわからないような状態が見受けられます。かなりの頻度で実施が必要だと考えますが、草刈り等維持管理の今後の取組みをお示し下さい。



【答弁】

 松山市民会館の新築移転についてでありますが、現在地の堀之内は、国の史跡に指定されておりますことから、現在の場所では建て替えが出来ないものと認識しております。
 そこで当面は、適切な維持管理に努めながら、現施設を活用していくものとし、新築移転等の実施につきましては、現下の厳しい財政状況のもとでの財源確保はもとより、市民ニーズの把握や市内に類似施設がある中での位置づけ、さらには、収益性の面など、総合的な視点から検証を加えることが不可欠でありますので、今後 、時期を見据えて、慎重に対処して参りたいと考えております。

 若江議員に、公園設備と維持管理についてのご質問のうち、ドッグランの整備とペットを連れて入ることが可能な公園について及び公園の維持管理についてお答え致します。
 まず、ドッグランの整備についてでありますが、人と犬の共生や愛犬の運動施設として近年のペットブームなどからご要望があることについては認識しており、これまでも検討いたしましたが、犬の鳴き声やフン尿の臭いと処理などの問題で、周辺住民のご理解が得られず、設置に至っておりません。
 また、風致公園も含めた公園への犬の持ち込みについてでありますが、本来、公園は、幼児からお年寄りまで誰もが気持ちよく安心して利用することができる施設として整備や管理に努めており、公園利用のあり方については、地元公園管理協力会とのブロック協議会において様々な協議を行って来ておりますが、犬が嫌いという方への配慮やモラルの低い飼い主に苦慮しているとの声が多いことから、犬を連れての公園利用は制限させていただいております。今後、ドッグランの整備や犬を連れての公園利用については、課題となるフン尿の処理等について同協力会とも十分協議のうえ周辺住民の方々のご理解を得るなど条件が整ったものから取り組んでいきたいと考えております。
 次に分別用ごみ入れの設置についてでありますが、本市では、「ごみの持ち帰り」をお願いする看板を掲げ、ごみ箱を必要としない環境に配慮した公園をめざし、地元公園管理協力会の要請に基づき、順次、ごみ箱を撤去しております。現在、設置している公園のごみ箱は、事業系として、可燃物とビン・カン及びプラスチックの3個をセットにして設置し、利用者にごみの分別を促しておりますが、あまり守られていないのが現状であり、ごみの回収時には、同協力会や委託業者によって分別し、適正な処分を行っております。なお、同協力会からの要請があれば、ごみ箱の補充も行っております。
 次に、草刈り等、維持管理の今後の取り組みについてでありますが、これまで、地元公園協力会からの要請や職員のパトロールにより、必要に応じて草刈り等を行って来ておりますが、今後は、経済性、有効性の面からも実施箇所や時期及び回数などの見直しを行い、適正な維持管理に努めて参りたいと考えております。


このウィンドウを閉じる
松山市議会議員 若江進(わかえすすむ)を育てる会事務所
〒791-8061 松山市三津3丁目9−18
TEL:(089)907-0870 FAX:(089)907-0871
Home Page:http://www.wakae.net  E-mail:susumu@wakae.net